今回は、芸人のくっきーさんのおしゃれすぎる趣味として、「鋲ジャン」を取り上げたいと思います!。動画もあがっておりめちゃくちゃかっこよかったので記事にしていきたいと思います。
お笑いに限らず、アート作品や音楽など様々なところで才能を発揮しているくっきーさんですが、鋲ジャンについても趣味で自分で作っているそうです。鋲ジャンの歴史にも触れていきましょう!作り方も調べましたので、鋲ジャン作成時の参考になればと思います。
おしゃれ芸人くっきーが愛する鋲ジャン【歴史】
鋲ジャンとは、革ジャンに鋲(太鼓の縁に刺さっているようなやつ)を好きなところに打っていき作成されたものです。見た目はいかついですが着てみると意外に?しっくりくるのではないでしょうか。作り手のセンスやオリジナリティあふれる一点もののジャケットは、またまた男のロマンをくすぐっていきますね。
それでは、鋲ジャンの歴史を見ていきましょう。
革ジャンに鋲が打たれたものが着られだしたのは、1950年代〜のイギリスのバイカー(バイク乗り)たちが革ジャンに先端の丸い鋲(リベット)を打ったり、ペイントしたり、ワッペンをつけたりしてカスタムしたのが始まりだそうです。
このようなスタイルの人々をロッカーズやトン・アップ・ボーイズというそう。お金がなく高価な革ジャンを買えないので、どうやったらかっこいいものになるかと考えた結果だそうです。
実際、今日までファッションとして確立されているところをみると、当時の人たちのセンスのよさがわかりますね。音楽ジャンルのパンク・ロックの人たちもこのスタイルを好んでいるイメージがあります。先端の尖っている鋲(スタッズ)がなんとなく荒々しさを感じさせますね。
また、革ジャンの歴史には、前述したイギリス革ジャン(ロンジャン)とアメリカ革ジャン(アメジャン)があるそうで、それぞれバイクの乗り方に主な違いがあったそう。イギリスのバイカーは当時、カフェレーサーというレース仕様のバイクを乗っており、前傾姿勢になるため、空気抵抗や密着性などを考え、形は細めなのだそう。
一方、アメリカのバイカーはハンドルが高い位置にあるバイクを乗っていたため、脇の下にプリーツを入れて可動域を増やすなど形にゆとりがあるものになったようです。
個人的にはアメリカ古着が好きなので、アメジャン派です。中でもミリタリー系はかっこよすぎます。
おしゃれ芸人くっきーが愛する鋲ジャン【動画】
くっきーさんが自身の持っている革ジャンに、鋲を打ったりペイントしたりして、オリジナルの鋲ジャンを作成したものを紹介している動画を見つけたので気になる方は見てみて下さい。
この動画以外にも、制作過程を動画に収めた「くっきー!の鋲ジャンカスタム」で起・承・転・結の4回に分けてあがっていました。こちらは、これから鋲ジャン作ってみたい、かっこいいペイントカスタムしてみたいと考えている人にも役に立つ動画となっていました。動画で実際に作成しているところが見れるので、わかりやすかったです。
約1cmの鋲を1.5cm間隔で打っていく気の遠くなるような作業ですが、完成した姿をみるとやってみるのもありですね。
僕も、鋲ジャンならぬ、鋲スニーカーと鋲バッグを作ろうかと思い、カスタム用専門サイト「STUDS SHOP」で星型の鋲を注文しちゃいました。
くっきーはアートの才能も!
また、くっきーさんのペイント技術も凄いです。動画内でも独特なタッチの絵を描いていましたが、その腕を磨いたのは学生時代だそう。怖い先輩兄ちゃんたちに「あいつ絵がうまいらしいぞ」と噂が広まり、今と同じくカスタムをやっていたとのことです。
高校生の頃に先輩に頼まれて革ジャンの裏に絵を描いていたそうで、その経験がいまに役立っているかもしれないですね。
アートの才能は海外でも評価大!
アートの才能は海外でも評価?されているかもしれないお話がありました。
2019年4月4日〜4月7日(4日間)で開催された、世界最大の美術市場である『Artexpo New York』(アートエキスポニューヨーク)に自身の作品を出展したところ、5作品でなんと約1100万円で売れたそうです。
くっきーさんいわく、海外で評価されるわけないし、日本でもお披露目したいので、売れないようにふざけた値段設定いってやろうと思い、高い値段をつけて出展していたとのこと。そしたらまさかの売れてしまったので驚いたと。今回のエキスポで最も注目する5人に選出されたそうで、評価されないどころか、めちゃくちゃ注目された結果となったようですね。
あの超個性的なアートをみれば、確かに良い方悪い方どっちに転がっても注目はされそうですね。笑
おしゃれ芸人くっきーが愛する鋲ジャン【作り方】
鋲ジャンの作り方を調べてみました。まず用意する工具類です。
- つけたいスタッズやリベット
- 革ジャン(黒で裏地があるものがおすすめ)
- 木槌
- 千枚通し
- 定規
- 色鉛筆、チャコペンなど(マーキング用)
手順は簡単です。①つけたい位置に千枚通しで裏地に貫通しないように革の部分のみに穴を開ける。襟や裾など革が重なっているところも1枚目のみに。均等につけたい場合は定規や色鉛筆を使ってやるのが良いと思います。②スダッズを差し込み、中で折り曲げる。ゆるいようなら木槌で軽く叩いて整える。叩きすぎて潰さないように注意してください。
以上です。いたってシンプル超簡単にカスタムできます。ポイントはスタッズを裏地まで貫通させないこと。下着や肌にあたって、服がほつれたり鋲がとれたり怪我したりする可能性もありますので、そこだけ注意してくださいね。
ペイントもしたい場合には、ダイロンのカメレオンシューカラー、リキテックス、ポスカなどがいいそうです。くっきーさんは、アクリル絵の具とポスカを使用していました。
出来上がった革ジャンを使用していくにつれて、ペイントした部分が擦れて褪せたり剥がれたり、鋲の色が変化してきたりなどなど、男にはわかる、いわゆる”味”が出てきたら、またより一層愛着が湧いてきそうですね。
おしゃれ芸人くっきーが愛する鋲ジャンまとめ
以上、今回はおしゃれ芸人くっきーさんの趣味鋲ジャン(革ジャン)について書いていきました。こちらも男心をくすぐる趣味ですよね。自分の好きなようにカスタムしてダサいと言われようが関係ない。くっきーさんの鋲ジャンはどれもセンス抜群で最高にかっこよかったですが、僕が作ると園児の図画工作になってしまいそう。せっかく星型の鋲を購入したので、僕の鋲スニーカーや鋲バックも、うまくできれば載せておこうかと思います。ありがとうございました。
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